「技術と経営をつなげる」── FUNDBOOK 取締役CTO が語る技術経営とM&Aプラットフォーム実現のミッション

FUNDBOOK 広報担当です。
今回は弊社取締役CTO の大谷に、取締役CTO としての役割や現在テクノロジー戦略本部が取り組んでいる課題、テクノロジーの力が事業や組織の成長にどのように貢献していくのかインタビューしました。

 

株式会社 FUNDBOOK 取締役CTO 大谷 真史(おおたに しんじ)
東京大学大学院工学研究科卒(工学修士)。在学中に人工物工学の研究分野にて東大最優秀賞、スウェーデンへの研究留学などを経験。 卒業後はITベンチャー企業にて、エンジニアマネージャとして、ECサービスや認証システムなど多くのアプリケーションの立ち上げ開発や、インターナショナルチームのリード、 エンジニア採用などに従事。その他にもトライアスロン競技Jr.アジア大会3位、TOEIC985点など。

 

── プログラミングを始めたきっかけを教えてください。

プログラミングを始めたのは15歳です。
高等専門学校に通っていたおかげで、比較的早くからプログラミングを勉強することができました。

実は最初からエンジニアとして働こうと考えていたわけではありませんでした。
学生時代には内定をいただいていた会社にて、不動産仲介会社向けのシステムを販売する営業職のインターンシップを経験したこともあります。

営業職を経験する中で、より良いプロダクトを作ることはできないだろうか、システム開発を通じてより多くの人に価値を届けたいと考え、エンジニアとしての道を歩み始めました。

 

── CTOになるとコードを書けなくなるという話を聞きますが、現在の主な業務内容は何ですか?

今は、プロダクト4割、採用3割、コーディング3割の割合で日々業務を行っています。

現在、組織の立ち上げフェーズということもあり、チームビルディングやプロダクト作りに重きを置いています。

組織が拡大していくこと、チームで作ったプロダクトが業界を変えていくこと、それにより継続的な利益を作り出すことなど、会社全体の目標を一つ一つ達成していくために技術サイドからできることは全て行う、といった感じですね。

CTOの役割は会社のステージや組織の拡大と共に変化しますが、私が現在のフェーズで重要視していることは、技術的な観点から、いかに経営をプッシュできるかということです。

技術者として開発力に長けた優秀な人材は市場にたくさんいます。しかし技術に強いこだわりを持つ技術責任者を雇うことで経営に苦労してしまう、といったITスタートアップの失敗例を多く見聞きしてきました。

FUNDBOOK のような立ち上げフェーズの企業におけるCTOに求められることは、技術チームを立ち上げつつ、技術と経営を紐付け、組織を拡大する上で必要な施策を考え、実行することです。経営、事業へのインパクトを考慮しつつ、会社全体にとって必要な開発組織の構築をすべきだと考えています。

目の前の小さな技術課題に捉われ過ぎず、いかに会社全体を前に推し進められるかを常に意識しています。

 

── 仕事をする上で大谷さんが大事にしていることは何ですか?

私が大事にしていることは、どのような経営者と仕事をするか、ということです。

どのような経営者と働くかによって視座は高くなることも、低くなることもあります。

代表の畑野は視座が非常に高く、常に勉強をさせていただいています。そうした視座を高め合える経営者や役員陣と働けることは、私が仕事をする上で大切にしている要素の一つです。


── テクノロジーのチームを作っていく上で、メンバーを採用する基準は何でしょうか?

テクノロジーチームは、少数かつ優秀なチームにしたいと考えています。

また、当社のコア・バリューのひとつでもある「独創的なアイディアを出し合い、豊かな創造性を養うカルチャー」( 2018 年 2 月 19 日時点)を促進する上でも、多様性を持ったチームにしたいです。

エンジニアチームは日本人がマイノリティとなっており、バッググラウンドが大きく異なるメンバーが集まっています。
採用活動には非常に注力しており、メンバー1人1人の自慢を長々と話すこともできます(笑)

これからも少数精鋭で家族のような絆をもつチーム作りを続けていきたいですね。

 

── 今テクノロジーチームが直面している課題とそれに対する解決策を教えてください。

FUNDBOOK は、いま社会問題にもなっている中小企業の事業承継問題を解決するために、効率的で最適なマッチングを提供する新しいM&Aプラットフォームの開発を進めています。

課題の一つとして、M&A 領域でのプラットフォーム化に大きな成功を収めている前例がないことが挙げられます。

M&Aプラットフォームサービスは徐々に世の中に出てきていますが、現時点でまだ成功例として代表されるプラットフォームはなく、事業承継にお困りの経営者さまにとって理想のインフラがなにか、という正解がありません。

正解がない状態で、こういうものが求められているのではないかと、色々な仮説を作りながらものづくりをしています。

前例も正解もない中で、ものづくりをするというのはすごくチャレンジングなことです。

もちろん、技術者の仮説だけではなく、実際にお客さまと対面しているM&Aアドバイザーが持っている仮説や、実際の譲渡企業さまと譲受企業さまのご要望も伺いながら、チャレンジングながらも本質的な課題を見失わないよう、慎重に開発しています。


── 今後、テクノロジーの力を使ってFUNDBOOKをどう成長させていきたいですか?

テクノロジーの力があると、本来なら足し算で成長するところが、掛け算で成長できます。

例えば、営業力のみだと、比例的な一次関数的な伸びはできるのですが、どうしてもそこからブーストしていく、例えば自動化するとなると難しいものです。そこにはやはり技術力、テクノロジーの力が必要になります。

時代の変化とともに、今は技術力と営業力のどちらも必要になってきています。M&A事業においては、特に人口減少に伴うマーケットの縮小や高齢者問題などの背景により、廃業に拍車がかかってきているため、営業力と技術力、そしてマーケティング力を掛け合わせることが重要です。FUNDBOOKはこの3つの力を掛け合わせた、新しい成長戦略を描ける会社にしていきたいです。

 

── いま急成長しているFUNDBOOKですが、当社で働く魅力は何でしょうか?

M&A 事業という社会性の高い事業内容、人材の質、スピード感の3つです。

2025年には127万社が後継者不足に陥るという日本の危機を、我々は全力を挙げて解決しようとしています。
また、異なるバックグラウンドをもつ、非常にパワフルで優秀なメンバーたちの力が会社を後押ししています。
さらに、創業1年目に虎ノ門ヒルズにオフィスを構えて、メンバーも70名( 2018 年 2 月 19 日時点)を超えました。

日本が抱える大きな課題を、誇りに思えるメンバーたちと圧倒的なスピード感を持って解決していく毎日は、非常に刺激的なものです。


── 最後に、CTOとしてみんなに求めたいことや期待していることを教えてください。

全社員に求めていることは、ビジョンを理解し主体性を持って働くということです。

組織のビジョンやゴールから逆算して、自部署や自分個人の目標は何か、自分は会社の成長に何割貢献したのか、職種に限らず全員が意識し、個々人が目標を達成していくことが大切です。

特に今のようなスタートアップの時期は、主体性を持って自分の結果にコミットしていくことが必要不可欠だと考えているので、全員に意識して取り組んで欲しいですし、自分自身も最前線に立って取り組んでいきます。

 

 

 

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