「M&A業界のオンライン化」を定義するのは、FUNDBOOKのテクノロジーチームだ

こんにちは、広報の阿部です。

FUNDBOOKは、ユーザーの意見を反映し、充実した機能を搭載した独自性の高いプラットフォームを創出すべく、テクノロジーチームを完全内製化しています。

今回は、私たちが提供するハイブリッド型M&Aサービスの根幹を担うプラットフォーム戦略本部から、Chief Design OfficerのRiccardo Parenti(読み:リカルド パレンティ、以下:リカルド、写真左)と、Full-stack Web EngineerのYannick Chiasson(読み:ヤニック シアソン、以下:ヤン、写真右)、本部を統括する取締役CTOの大谷に、M&Aプラットフォームのあるべき姿や、今後の目標などについてインタビューしました。

 

まずお二人の経歴、入社の経緯を教えてください。

ヤン:前職は民泊代行会社のプログラマーで、宿泊施設や民泊事業者向けのウェブサイトを運営していました。そこでCTO候補として採用面接を受けにきたダニエル(Daniel López、Full-stack Web Engineer)と出会ったのです。数ヶ月後に縁があって再会し、「株式会社Buysell Technologiesという会社に入社したから一緒に働かないか」と誘われました。ダニエルが優秀なことは分かっていましたし、彼とぜひ仕事をしてみたいとすぐに入社を決めました。採用しようと思っていた人に採用されたというわけです。

リカルド:私はデザイン設計のスタートアップで、ソフトウェア開発チームのリーダーとしてプロダクトデザインを担当していました。3年ほど勤務し、そろそろ新しいキャリアをと思い始めたとき、転職サイトを通じて大谷からスカウトを受けました。メッセージを読んで面白い会社だと思いましたし、実際に会って話を聞き、これまでにない新しいプラットフォームを作るという挑戦に魅力を感じて入社を決意しました。

大谷:リカルドが勤めていた企業は、日本のスタートアップの中でもトップクラスのデザインファームです。そこでリーダーを務めるような人材を欲しいという企業はいくらでもありますから、FUNDBOOKを選んでもらえたことがとても嬉しかったですね。

 

まだ少数で、プロダクトも全くできていないチームになぜ入ろうと思ったのですか?

リカルド:逆に面白いと思ったからです。プロダクトはまだゼロの状態でしたが、代表の畑野やCTOの大谷が立てる仮説に強い納得感がありましたし、プロダクトデザイナーとしての力が試される、やりがいのある環境だと思いました。

Riccardo Parenti

 

入社前、M&Aについてはどう思っていましたか?

リカルド:M&A業界は全く未知の世界でした。しかし、経験したことのないフィールドでプロダクトを作るということはとてもチャレンジングで、勉強になると思いました。非常にポテンシャルの高い業界ですし、これからどういう未来を作ることができるのか、すごくワクワクしています。

 

現在はどのような仕事をしていますか?

リカルド:プラットフォームの全体的なデザイン設計と作成をしています。大谷とどういう機能を作るべきか話し合い、そこからデザインチームとどのように開発するべきか、エンジニアチームとどういう流れで作成していくかと、チーム全体で協力しながらプラットフォームを形にしています。

大谷:これまでにない唯一無二のプラットフォームを目指しているので、日々試行錯誤しながら取り組んでいます。リカルドの一番大きなバリューは、UXデザイナー且つUIデザイナーであることでしょう。一般的に「デザイン」というとグラフィックデザインのイメージが強いと思いますが、実際にはUIとUXの2つの領域があります。UIはユーザーインターフェースの略で、グラフィカルなところを作る仕事。UXはユーザーエクスペリエンスの略で、単に使いやすい・分かりやすいだけでなく、ユーザーの行動を導き、ユーザーがやりたいことを「楽しく・心地よく」実現するためにサービスや製品を設計する仕事です。リカルドはそのいずれにも優れた能力を発揮してくれています。

リカルド:最近は日本でもUXが注目され、UX専門のデザイナーが増えてきましたね。

ヤン:私の役割は、大谷とリカルドが決めた機能の実装です。今はウェブアプリのサーバーやブラウザを作っています。意見を出し合い、協力するのはもちろんですが、私たちの仕事はプロダクトオーナーの大谷が決めたプロダクトを適切に走らせること。大谷を信頼していますので、安心して制作に取り組んでいます。

大谷:エンジニアにも、ユーザーが直接触れるフロントエンド側の設計・構築・カスタマイズを行う「フロントエンドエンジニア」と、サーバーやデータベースなど見えない部分のシステムを作る「バックエンドエンジニア」があります。ヤンは両方の技術を持つ「フルスタックエンジニア」で、すべての開発を1人で手がけられる。2人とも二刀流というわけです。

Yannick Chiasson

 

課題と感じることはありますか?

リカルド:ソフトウェアを作るとき、ユーザーの行動を完璧に理解しないとうまくエクスペリエンスが作れません。ですが、M&A業界のユーザーベースは幅広く様々なユーザータイプが存在します。ユーザーのテックリテラシーがどれくらいあって、ソフトウェアに対してどれくらいの理解があるのか、まだ100%把握していないのでそこがとても難しく感じるところです。すべてのユーザーに対して使いやすいプラットフォームにしていきたいので、まだまだ研究が足りないと思っています。

大谷:ユーザーはこう使ってくれるだろうと仮説を立ててデザインを設計するのですが、「ユーザー」と一言に言っても様々な人がいます。年齢層もバラバラですし、オンラインのサービスに慣れていない方もいらっしゃいます。そうした幅広いユーザーを細かく分析し、デザインに落とし込んでいくのは大変な作業です。

ヤン:ユーザーにとって本当に必要な機能なのか、そうでないのか、結局は使っていただくまで分かりません。もちろん、ある程度調査してから機能を追加するのですが、エンジニアとお客様の目線にはやはり相違があるので、そのギャップに私は課題を感じています。

大谷:直近では、企業の詳細情報が載せられている企業概要書を業界で初めてプラットフォーム上で閲覧できるようにしました。この機能も手探りなところがあり、これから様々なご意見をいただくでしょう。ですから変化に柔軟に対応できるよう、2週間という短いサイクルで開発を回しています。ただ、単純にユーザーの希望に応えるだけでは方向性がブレてしまう。あらゆるステークホルダーの声を集め、その中から本質を見つけ出すことがリカルドと私の最も重要な仕事です。

 

FUNDBOOKのテクノロジーチームの強みは何でしょう?

リカルド:このチームには多様なバックグラウンドとスキルを持つ優れたメンバーが揃っています。特に海外出身者が多く、最先端のアプローチを使いながら日本の文化に適応できているところが、私たちの強みではないでしょうか。

ヤン:私もこのチームならば、「プラットフォーム」と「コンサルティング」というFUNDBOOKのハイブリッド型M&Aサービスが求めるプロダクトを、必ず作り上げることができると思っています。

大谷:一人ひとりが本当に優秀で、今までたくさんのエンジニアやデザイナーと出会ってきましたが、ここまでのチームをもう一度作れと言われても正直難しいですね。

リカルド:開発において、私たちは「スクラム」という手法を活用しています。「スクラム」は、アジャイル開発の中でも特にチームワークを重視し、毎日プロジェクトの状況や進め方、優先順位をメンバー同士で確認しあいながら進めていくため、柔軟かつ速やかに成果を出すことができる手法です。日本の開発現場においては珍しいものですが、私たちのチームはいち早く海外の手法を取り入れることができる。ダイバーシティーならではの強みだと言えますね。

ヤン:プロダクト制作は積み木を積み上げていくようなものです。どこかでバランスが悪いと、全体が崩れてしまいます。常に最新の手法を選択し、チーム全員で一つのプロダクトにフォーカスして開発を進めていくのはとても良いことだと思います。

大谷:そうですね。2週間ごとにプロダクトを制作する開発手法にしてから、ロードマップがある程度見えて、プロダクトの完成形が1ヶ月前ぐらいにはだいたい見えています。これは外注ではなかなか難しく、内製化しているからこその正確さとスピード感です。

 

FUNDBOOKがどうM&A業界をイノベートし、この業界はどのように変わっていくと思いますか?

リカルド:すでにオフラインからオンラインに移行していく未来が見えています。世の中のテックリテラシーがますます高まり、将来的にユーザーになりうる潜在的なお客様が多数います。M&Aの長く煩雑なプロセスはテクノロジーの力で無駄のないプロセスになり、適切なタイミングでのM&Aを可能にしていくでしょう。この先どのようなビジネスもオンラインになる可能性を秘めています。FUNDBOOKのM&Aプラットフォームにより、この業界にとどまらない数多くのビジネスをイノベートできるのではないかと考えています。

大谷:近年は不動産や保険、銀行など保守的と言われる業界でもオンライン化が進んでいますね。M&A業界では、私たちがこれからオンライン化を定義していくわけですから、すごくインパクトの大きな仕事になると期待しています。

 

どうなればM&Aがプラットフォームが完成したと言えますか?

ヤン:M&Aのソーシング、マッチング、クロージングという3つのステップに対して、まずはマッチングを円滑に進められるようなプラットフォームの完成を最初のゴールにしています。もちろん最終的には、3つのステップをオンライン上で安心して進めていただけるようなプラットフォームを実現させたいですね。

 

今後の目標や夢を教えてください。

リカルド:FUNDBOOKには「THE M&A PLATFORM」というフィロソフィーがありますから、日本にとどまらず、世界的なM&Aのスタンダートを作り上げることができたらいいですね。”M&AプラットフォームといえばFUNDBOOK”というソフトウェアモデルになりたいです。

ヤン:これからプラットフォームの規模がどんどん大きくなると思うので、それに対応できるよう成長していきたいです。難しい機能を追加していくときも、しっかりと求められるものを作れるように開発者としてのスキルを日々磨いていくつもりです。

 

 

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