メガバンクでの経験を活かす転職先「仕事で輝くカッコいいパパに」

FUNDBOOKでは銀行や証券会社など、金融業界から転身したメンバーも多く活躍しています。その経験や知識は、どのような形で活かされているのでしょうか。実際に、大手銀行から立ち上げ間もない頃のFUNDBOOKに中途入社し、現在はエグゼクティブセールス本部・アソシエイトとして手腕を発揮している西園に聞きました。

 

エグゼクティブセールス本部 エグゼキューション部 アソシエイト
西園 直記(にしぞの なおき)
同志社大学商学部商学科卒。2011年に新卒で株式会社みずほ銀行へ入行。2年半、大阪支店にて中堅中小企業の法人RMを担当し、融資や為替の提案、新規顧客開拓などに従事。M&A案件にも携わる。その後、本部のマーケット部門にて、大企業・金融機関向けにデリバティブ商品の提案、国際的な金融規制対応のサポート、自行仕組債発行の業務を手がける。2017年10月、FUNDBOOKへ入社。

新卒で大手銀行に就職した理由を教えてください。

金融業界に身を置けば、社会人として必要なスキルを早く身につけられると考えていたからです。業界を問わず、様々なお客様と接することができますし、お話しするのは経営者など普段なかなか会うことができない方が中心。財務の知識も身につきますし、目上の方とのコミュニケーションスキルなど、業務を通じて学びが多くあるのではないかと思いました。また、銀行員だった祖父の影響から、”銀行マン”という職業に堅実に家族を守っていくイメージを抱いていたので、自然と進路を決断できたのかもしれません。

銀行では、どのような仕事を手がけていましたか?

最初に配属されたのは大阪支店で、中堅中小企業向けの法人RM(リレーションシップマネジメント)を担当していました。日々お客様のもとへ訪問して、融資や為替、その他の金融サービスを提供しながら、社会人としての基礎も身に付けていきました。その後、東京の本部に異動して、デリバティブ商品を手がけることに。ただ、デリバティブのような金融工学を駆使した商品というのは、理解するのに専門的な知識が必要で、なかなか苦労しました。規制も次々に変わるので、その都度キャッチアップして、地方銀行に向けた勉強会を開いたり。手探りながら様々な経験をさせていただきました。

順風満帆なキャリアから、転職を考えた理由は何だったのですか?

私が入行した年は、400名ほどの同期がいました。そのうち役員まで昇りつめることができるのは、1名いるかいないか。出世レースの中で、次々とふるいに掛けられるのは避けて通れません。これは、大きな組織の構造上やむを得ないこと。とはいえ、ふるいに掛けられるといっても、事業会社へ重役として出向するなど、申し分のない第二のキャリアも手に入ります。そういう意味では安泰ですが、私はその先に「本当に自分のやりたいことがあるのか」と疑問を抱くようになったんです。

転職を決意して、ご家族の反応はいかがでしたか?

結婚して子どもが生まれたばかりだったので、当然妻には心配されましたし、親には猛反対されましたよ。でも、私には「カッコいいパパになりたい」という夢があったんです。銀行員の仕事量は膨大ですから、やらなければならない決まった業務を毎日こなし、そうして安定した日々を送るのも良い人生だと思います。でも、自分の子どもには、「仕事が楽しい」とイキイキしている父親を見て育ってほしくて。そのために、大きな組織を動かす歯車のひとつではなく、組織に依存せず個人のキャリアを積める環境、社会に付加価値を提供できる仕事に就きたいと、そう家族に伝えました。後々聞いたところ、どうやら親も心底反対していたのではなく、私の覚悟が聞きたかったようです。最終的には、家族にも応援してもらって、転職活動をスタートしました。

FUNDBOOKを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

転職エージェントの紹介です。M&A業界に注目したのは、今後ニーズが増えていくこと、そして銀行での経験も活かせるのではないか、と考えたからです。M&Aに関わる企業をいくつも紹介していただきましたが、せっかくなら会社の成長を感じられるスタートアップ企業でチャレンジしたいと。そこで目に止まったのが、FUNDBOOKでした。当時は立ち上げ期真っ只中で、代表の畑野との面接を通じて、これから成長していく勢いを感じました。会社が拡大していくのに合わせて、自分自身も高めていくことができる場所だと思い、入社を決めました。

実際に入社した感想はいかがでしょうか?

想像以上に変化が多くて、最初は驚きました。新しい人もどんどん入ってきて、2017年に入社した私がベテランだという感覚になるほど。前職では異動先でも常に1番年下だったので、そのスピード感は比べものになりません。会社組織が成長していくところを肌で感じられるのは、まさにスタートアップならではの醍醐味だと思いました。一方、大変だと感じたのは、仕事の成果が出るまで時間がかかることです。M&Aは成約までに9ヶ月から1年ほどを要します。私が初めて成果を出すことができたのは、入社して1年9ヶ月後。その間、「会社に貢献できていないのでは」と思うと正直キツかったんですが、会社のメンバーが本当に優しくて。「ゾノさん大丈夫?」「元気か?」と声をかけてくれたので、諦めずに続けられました。

現在の仕事内容について、教えてください。

私たちが手がけるM&A仲介の流れは、大きく分けて3つのフェーズがあります。譲渡を検討している経営者様からご相談を受け、企業価値評価などを行なう「検討フェーズ」。アドバイザー契約を結び、マッチングやトップ面談を行う「交渉フェーズ」。そして買収監査を経て最終的な譲渡条件を決定し、成約まで進める「契約フェーズ」です。「検討」と一言で言っても、事業承継や成長戦略など目的が明確になっているケースもあれば、「いますぐには…」「いつか検討しなければならない」などといった潜在的なニーズもあり、1社1社に深く入り込んで提案をしていくので、労力も時間もかかります。その後も、すぐに譲受企業が見つかるというわけではなく、何十ページにもなる企業概要書を作成したり、経営者様にも60種類以上の資料を用意していただいたりと、まさに二人三脚でM&A成約を目指します。

銀行時代に得たどのようなスキルが活きていますか?

財務状況を正確に見極める力と、経営者様とのコミュニケーション力ですね。この仕事で最も大切なのは、バランス感覚だと私は思います。財務状況を踏まえて、お手伝いできるかどうかを判断する冷静さも必要です。譲渡を希望される経営者様から「なんとかなりませんか」とご相談を受けると、“どうにかしたい”という使命感に駆られます。しかし、全ての企業様にとってM&Aが最善の手段になるわけではありませんから、ご依頼を受けるかどうかを冷静に判断するのも、私たちのミッション。その判断力は、銀行で様々な企業の経営状況を見てきた経験が活きていると思います。

転職してよかったと思う瞬間は?

やはりM&Aが成約し、譲渡企業様を存続させることができたときです。企業の状況を把握するうちに、経営者様が長年かけて育ててきた大切な会社であることも伝わってきますし、そこで働く従業員の方々やそのご家族の人生に思いを馳せることもあります。そのように思い入れが強くなっていきますから、晴れて成約に至ったときには本当に良かったと思います。ただ一方で、FUNDBOOKは仲介という立場ですので、そこはバランス感覚が大切になるところ。双方の希望に寄り添いながらも、お互いに納得のいく展開に進めていく。その折衝が、M&A仲介という仕事の難しい部分であり、やりがいを感じる部分です。

今後の目標を教えてください。

私が入社した2017年と比べると、驚くほど組織は成長しました。成功事例も増え、ノウハウも蓄積されているので、学ぶ環境も整ってきましたし、新人メンバーの立ち上がりもとても速くなっている。組織の拡大とリンクして、個人としても成長できる環境だと実感する毎日です。今後は、当社のM&A仲介サービスを通じて社会に貢献していくことはもちろんですが、立ち上げ期からいる私だからこそできることは何かを考えて、会社に貢献していくことにも取り組んでいきたいです。日々やらなければならないことで精一杯にならず、前向きに毎日を過ごせるのもFUNDBOOKならでは。思い描いた「カッコいいパパ」に近づけていると感じています。

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